オトコノ娘に当てはまる作品では「男の子」と呼ぶにふさわしい年齢の小学生やティーンエイジャーくらいまでが定番だった。でも現実では成人も含まれる。(娘なのでそれなりに若いことが求められる)。
オトコノ娘は、医学的な性転換の有無や性的指向「同性愛」なのか「異性愛」なのかは重視されない。オトコノ娘は、外見のことであり、内面やセクシャリティは関係なく、問いただすのはご法度。オトコノ娘と混同しやすい言葉として同性愛、性同一性障害、トランセクシャル・フィクション(TFS)、ふたなりなどがあるが、オトコノ娘と同義じゃない。
現実世界は、外見がオトコノ娘だと判断できるような人の中にもセクシャルマイノリティとそうでない女装男性がいるが、一握りに「オトコノ娘」と定義つけることはできない意見も。
現実世界のオトコノ娘の中にも性同一性障害やトランスジェンダーといったセクシャルマイノリティがいることも事実。同じオトコノ娘の容姿を持っていても、ファッションの一環や性的嗜好等で女装を嗜む男性もいる。
単に生まれつき顔や容貌が女性らしい男性、性ホルモン療法などを受けて女性として暮らしているセクシャルマイノリティの男性もいる。全てを同一視して「オトコノ娘」と呼ぶのはデリケートな問題なのだ。